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AFFiNE
Toeverything·Published 2026年7月25日
手書きノートとキーボード入力の知識整理を並べ、ノートアプリの選び方を比較するイメージ

ノートアプリおすすめ10選【2026年】無料・PC・iPad対応を比較

この記事の要点

  • ノートアプリは「すぐ書く」「手書きする」「文書・データベースで管理する」「知識をつなぐ」のどれを優先するかで選びます(2026年7月25日時点)。
  • 無料枠だけでなく、PC・iPad・スマホ間の同期、オフライン利用、書き出し形式、添付容量まで確認すると乗り換えの失敗を減らせます。
  • 手書きとPDF注釈が中心ならGoodnotesやNotability、短いメモならGoogle Keepやメモ(Apple Notes)、知識の再利用まで行うならAFFiNE、Notion、Obsidianが有力です。
  • 本記事の10製品は総合順位ではありません。用途、無料枠、対応端末、データの持ち出しやすさを同じ基準で比較しています。

ノートアプリは、手書き・PDFならGoodnotesやNotability、短いメモならGoogle KeepやApple Notes、知識整理ならAFFiNEやNotionというように目的で選びます。本記事は2026年7月25日時点の公式情報を基に、無料で試せる10製品をPC・iPad対応、同期、データ移行まで比較します。

本記事はAFFiNE開発チームが執筆しています。自社製品を含むため、AFFiNEが向くケースだけでなく、手書き、PDF注釈、録音が中心なら別製品を選ぶべきケースも明記します。無料枠や対応端末は変更されるため、契約前には各社の公式情報を再確認してください。

ノートアプリの選び方

ノートアプリの比較で最初に見るべきなのは、機能の多さではなく入力と再利用の流れです。講義中にApple Pencilで数式を書きたい人と、会議メモをプロジェクト資料へ育てたい人では、便利なアプリがまったく違います。次の7項目を順に決めると候補を絞れます。

1. 何を記録するか

数行の買い物メモやアイデアなら、起動が速く一覧性の高いGoogle KeepやApple Notesで十分です。長い文章、議事録、仕様書を作るなら、見出しや表、ページ階層を扱えるAFFiNE、Notion、OneNoteが向きます。学習ノートを長期間つなげたい場合は、リンクと検索に強いObsidianも候補です。

2. キーボード入力か手書きか

手書きを主役にするなら、ペンの追従、消しゴム、投げ縄選択、PDFへの書き込みを実機で試してください。Goodnotes、Notability、Apple Notes、OneNoteが比較対象です。一方、キーボードで書いた情報を後日検索し、文書やホワイトボードへ再構成するなら知識ワークスペース型が合います。

3. PC・iPad・スマホをまたぐか

「アプリが対応している」と「同じ機能が使える」は別です。閲覧だけか、オフライン編集できるか、手書きが同期されるか、共有相手もアカウントが必要かを確認します。学校ではiPad、家ではWindows PCという使い方なら、Apple専用の便利さよりクロスプラットフォーム同期を優先した方が安全です。

4. 無料枠のどこで止まるか

無料という表示だけでは判断できません。ノート数、端末数、1ファイルの容量、アップロード量、履歴日数、共同編集人数が制限されることがあります。自分の使い方に最初に当たる上限を比較してください。画像やPDFを多用する人は、ノート数より添付容量の方が早く壁になります。

5. オフラインと同期をどう考えるか

通学中や出張先でも使うなら、回線がない状態で新規作成と編集ができるかが重要です。ローカル保存型はオフラインに強い一方、複数端末の同期を自分で設計する場合があります。クラウド中心のアプリは共有しやすい反面、オフライン対象を事前にダウンロードする必要があることもあります。

6. AIと共同編集が必要か

AIは要約、分類、言い換えの補助になりますが、ノートアプリ本来の入力や検索が使いにくければ長続きしません。AIが無料枠に含まれるか、回数制限、入力データの保存・学習条件、日本語の品質を確認します。仕事で共同編集する場合は、同時編集だけでなく、ゲスト権限、コメント、変更履歴、退職者のアクセス解除まで試してください。

7. データを持ち出せるか

長く使うほど、書き出し形式が効いてきます。Markdown、HTML、PDF、CSV、独自バックアップのどれに対応するか、添付やページ間リンクまで残るかを確認します。データ所有やセルフホストを重視する場合は、Notion代替とセルフホスト型ツールの比較も判断材料になります。

おすすめノートアプリ10選の比較表

以下は、2026年7月25日に公式の料金・ヘルプ・ダウンロード情報を確認した比較です。順位ではなく、用途別に候補を並べています。日本語の検索結果で繰り返し取り上げられること、日本の仕事・学習・日常メモで用途が分かりやすいこと、無料で試せること、対応端末を選定基準にしました。そのうえで、手書き、シンプルメモ、文書・データベース、知識ワークスペースの4分類を少なくとも1製品ずつ含むように10製品を選んでいます。

アプリ得意な使い方無料で試せる範囲の目安主な対応環境選ぶ前の注意
AFFiNE文書、ホワイトボード、知識整理Cloud Basic 10GB、10MB/ファイル、3人/ワークスペースWeb、Windows、Mac、Linux、iPhone、iPad、Android手書き・PDF注釈・録音専用ではない
Notion文書、データベース、チームWiki個人のページ・ブロック、5MB/ファイルWeb、Windows、Mac、iPhone、iPad、Android無料のオフラインは対象ページを手動保存
ObsidianローカルMarkdown、リンク型知識管理アプリ本体は無料、同期は任意の有料サービスWindows、Mac、Linux、iPhone、iPad、Android共同編集や同期は構成を決める必要がある
Microsoft OneNote自由配置ノート、手書き、授業メモ基本機能、OneDrive 5GBWeb、Windows、Mac、iPhone、iPad、Androidノートブック単位の移行方法を先に確認
EvernoteWebクリップ、資料の一元保管50ノート、1ノートブック、1端末Web、Windows、Mac、iPhone、iPad、Android無料枠は大量蓄積に向かない
JoplinオフラインMarkdown、OSSアプリ本体は無料、同期先を選択Windows、Mac、Linux、iPhone、iPad、Android洗練されたデータベース表示は主目的でない
Google Keep付箋、チェックリスト、即時メモGoogleアカウントで利用Web、iPhone、iPad、Android長文の階層管理には弱い
メモ(Apple Notes)Apple端末のメモ、手書き、PDF注釈Apple端末とiCloudで利用Web、Mac、iPhone、iPadWindows・Android中心の運用には不向き
Goodnotes手書き、PDF教材、学習ノート最大3ファイルWeb、Windows、Mac、iPhone、iPad、Android無料版の共有・書き出し条件と端末間同期を確認
Notability手書き、PDF、音声付き学習ノートStarterは5ノートWeb、Mac、iPhone、iPadAndroidの提供・ベータ状況は契約前に確認

10製品の特徴・向いている人・注意点

1. AFFiNE

特徴: AFFiNEは、ページ型の文書と無限キャンバス型のホワイトボードを同じワークスペースで扱える、ローカルファーストの知識ワークスペースです。メモを箇条書きで終わらせず、関連資料、タスク、図解へ育てたいときに向きます。Webに加えてWindows、macOS、Linux、iOS、Android向けアプリがあり、オフラインでも文書やホワイトボードを編集できます。無料のCloud Basicは10GBで、1ファイル10MB、1ワークスペース3人、ログイン端末3台、履歴7日までです(2026年7月時点)。ローカルワークスペースから始める方法もあります。

向いている人: 会議メモ、調査ノート、企画書、関係図を分断したくない人です。たとえば大学の研究で、文献の要点をページに整理し、仮説の関係をホワイトボードに並べ、次の調査をタスク化する流れを1か所に置けます。ページとキャンバスを一体で使う考え方は、AFFiNEのPage ModeとEdgeless Modeでも確認できます。

注意点: AFFiNEはApple Pencil向けの手書きノート専用アプリでも、PDFへ大量に注釈する専用ビューアでも、講義録音を中心にしたアプリでもありません。その3つが主目的ならGoodnotes、Notability、Apple Notesなどを優先した方が手間が少なくて済みます。AIは別のアドオンで、料金と利用条件を確認してから選びます。

2. Notion

特徴: Notionは、文書、データベース、Wiki、プロジェクト管理をブロック単位で組み立てられるクラウド型ワークスペースです。表、ボード、カレンダーなど同じデータの見せ方を切り替えやすく、チームの業務情報を整える用途に強みがあります。無料プランでは個人利用のページとブロックを広く試せますが、添付は1ファイル5MB、履歴は7日などの条件があります。

向いている人: 社内Wiki、コンテンツカレンダー、読書リスト、案件管理をテンプレート化したい人です。複数人で同じページを更新し、データベースの項目を絞り込んで見る運用に合います。

注意点: ブラウザではオフライン利用できず、デスクトップまたはモバイルアプリで対象ページを保存します。無料プランではオフライン対象を手動で選ぶため、移動前の準備が必要です。書き出しはMarkdown、CSV、HTML、PDFに対応しますが、データベースのビュー、コメント、権限、履歴がそのまま他製品へ移るわけではありません。

3. Obsidian

特徴: Obsidianは、ローカルフォルダー内のMarkdownファイルを基盤に、ノート同士をリンクして知識を育てるアプリです。アカウント登録なしで始められ、アプリ本体は個人・商用とも無料です。組織利用では、開発支援のため任意の商用ライセンス購入を公式が案内しています。データが通常のファイルとして残るため、特定サービスへの依存を抑えやすく、プラグインで機能を拡張できます。

向いている人: 読書、研究、執筆のメモを年単位で蓄積し、関連概念をリンクで再発見したい個人です。たとえば資格勉強で、法令、用語、過去問のページを相互に結び、弱点だけをたどる知識網を作れます。

注意点: 何でも自由に設計できる分、フォルダー、タグ、リンクのルールを自分で決める必要があります。公式のObsidian Syncは任意の有料サービスで、共同保管庫も使えますが、チームWikiを即日運用したい場合はNotionやAFFiNEの方が設定は少なく済みます。

4. Microsoft OneNote

特徴: OneNoteは、紙のバインダーに近い「ノートブック、セクション、ページ」構造と、ページ内の自由配置を組み合わせたノートアプリです。キーボード入力、画像、手書き、音声などを同じページに置けます。WindowsだけでなくMac、iPad、iPhone、Android、Webで利用できます。ノートは通常OneDriveに保存され、無料のMicrosoftアカウントで使えるクラウドストレージは5GBです(2026年7月時点)。

向いている人: 学校や職場でMicrosoftアカウントを使い、授業ノート、会議メモ、スクリーンショットを端末間で同期したい人です。Windows PCとiPadを併用し、手書きとキーボード入力を同じページで混ぜたい場合にも有力です。

注意点: ページは自由度が高い反面、構造を決めずに増やすと検索頼みになりがちです。PDFへの書き出しはできますが、ノートブック全体のエクスポートにはアカウントや保存先による条件があります。将来の移行を考えるなら、最初に小さなノートブックで書き出しを試してください。

5. Evernote

特徴: Evernoteは、Webクリップ、画像、文書、メール由来の情報をノートとして集め、検索することに強い定番アプリです。Windows、Mac、iOS、Android、Webに対応し、画像やPDFへの注釈も扱えます。長く蓄積した資料をキーワードで探す用途に向きます。

向いている人: ブラウザで見つけた記事、領収書、参考資料、アイデアを1つの受け皿に集めたい人です。記録の入口を揃え、あとから検索して取り出す運用に合います。

注意点: 現在の無料プランは50ノート、1ノートブック、1端末が目安で、複数端末や大量の資料保管を始めると有料プランの検討が早くなります。デスクトップアプリからENEXやHTMLへ書き出せますが、独自機能を別アプリで完全再現できるとは限りません。

6. Joplin

特徴: Joplinは、無料でオープンソースのMarkdownノート兼ToDoアプリです。オフラインファーストで、ノートは端末側に保持されます。同期先はJoplin Cloudのほか、Nextcloud、S3、WebDAV、Dropbox、OneDrive、ローカルファイルシステムなどから選べ、エンドツーエンド暗号化にも対応します。

向いている人: Markdown、オフライン利用、同期先の選択肢、オープンソースを重視する人です。会社指定のストレージや自分のNextcloudに合わせたい場合にも検討しやすい製品です。

注意点: Notionのようなデータベースビューや、Goodnotesのような手書き体験が中心ではありません。自由度の高い同期先を選べる代わりに、資格情報、暗号化キー、バックアップを自分で管理する責任があります。JEX、HTML、PDFなどで小規模な書き出しテストをしてから本格移行してください。

7. Google Keep

特徴: Google Keepは、付箋のような短いメモ、リスト、画像、音声、描画を素早く保存するアプリです。色、ラベル、固定表示、リマインダーで軽く整理でき、共有したメモを他のGoogleアカウントと編集できます。PCではWeb、モバイルではAndroid、iPhone、iPadから使えます。

向いている人: 買い物リスト、外出中の思いつき、今日やることなど、「3秒で残して後で消す」情報を扱う人です。Googleサービスを日常的に使い、設定なしで端末をまたぎたい場合にも便利です。

注意点: 長いレポート、ページ階層、精密なデータベース、複雑な知識リンクには向きません。重要な長文をKeepだけに積み上げると一覧が混雑します。Google Takeoutでテキスト、リスト、画像、描画などを書き出せるため、定期的に保管先を分ける運用が安全です。

8. メモ(Apple Notes)

特徴: Appleの「メモ」(Apple Notes)は、iPhone、iPad、Macに組み込まれたメモアプリです。文字、チェックリスト、スキャン、画像に加え、Apple Pencilでの手書き、手書き文字の検索、PDFへの注釈を扱えます。iCloudを使えばApple端末間で同期でき、共有ノートの共同編集も可能です。

向いている人: Apple製品だけで生活や学習を完結し、追加契約なしでメモ、書類スキャン、簡単な手書きをまとめたい人です。授業プリントをスキャンし、その場で印を付けるような使い方にも合います。

注意点: WindowsやAndroidを主端末にすると編集体験が限定されます。PDFやMarkdownへ書き出せますが、複雑な添付や内部構造が他アプリで同じように再現されるとは限りません。将来PC環境が変わる予定なら、代表的なノートを先に書き出して確認します。

9. Goodnotes

特徴: Goodnotesは、手書きノートとPDF教材への書き込みを中心に設計されたアプリです。ペン、蛍光ペン、消しゴム、投げ縄、テンプレートを使い、紙のノートに近い流れで学習資料を作れます。無料プランでは、ノートブック、テキスト文書、ホワイトボードを合わせて最大3ファイルまで作成できます。

向いている人: iPadとスタイラスで講義ノートを書き、配布PDFに直接注釈したい学生や、資格教材を手書きで反復したい人です。文字入力より「書くこと」自体が記憶に役立つ人に向きます。

注意点: 無料版にはノート数、読み込み容量、共同編集、書き出しなどの条件があります。また、iOS側のライブラリとAndroid、Windows、Webの間で使える同期方式はプランやアカウント方式に左右されます。複数OSを使う人は、購入前に自分の2台で同じノートを編集できるか確認してください。

10. Notability

特徴: Notabilityは、手書き、PDF注釈、音声記録を同じ学習ノートにまとめるアプリです。Starterは5ノートまで試せ、手書きや文書の読み込み、編集ツールを体験できます。講義の音声とその場で取ったノートを結び付けたい人には、特徴がはっきり伝わる製品です。

向いている人: iPadやMacを中心に、授業、セミナー、インタビューのメモを手書きし、あとから音声と一緒に復習したい人です。PDFスライドへ直接書き込む学習にも合います。

注意点: 音声を記録する場合は、学校・会社の規則と相手の同意を必ず確認してください。Web版やAndroid版の提供範囲は更新中で、公式ページ間でも案内時期が変わることがあります。Androidを必須にする人は、購入時点の正式提供、ベータ条件、同期範囲を公式サイトで確認してください。

手書きノート型と知識ワークスペース型の違い

手書きノート型は、入力の自然さと紙資料への注釈を優先します。GoodnotesやNotabilityでは、PDFを開き、そのまま線を引き、余白に数式や図を書けます。Apple NotesやOneNoteも手書きに対応します。講義を聞きながら図解する、資格教材へ色分けして書き込む、会議室でラフを描くといった場面では、この速さが大きな価値になります。

知識ワークスペース型は、書いた後の検索、再構成、共有を優先します。AFFiNEは文書とホワイトボード、Notionは文書とデータベース、ObsidianはMarkdownとリンクが中心です。複数のメモから企画書を作る、調査結果を関係図にする、チームの判断経緯を残す用途では、情報同士をつなげられる方が効率的です。

両方を1製品で完璧に満たそうとすると、どちらかの操作が遠回りになります。現実的なのは入口と保管庫を分ける方法です。たとえば、iPadのGoodnotesで講義PDFへ手書きし、重要な結論だけをAFFiNEやObsidianへ移して科目横断の知識にします。PDFをAIで読んだ後の整理まで考えるなら、PDF要約AIの比較とノート化の手順も参照してください。

仕事・勉強・iPad・PCの用途別おすすめ

仕事の会議・プロジェクト管理

会議メモから企画、タスク、関係図まで育てるならAFFiNE、データベースで案件を並べるならNotion、Microsoft環境で自由配置の議事録を作るならOneNoteが候補です。単に記録するだけでなく、翌週に誰がどう使うかで選びます。議事録の見出し、決定事項、担当、期限をテンプレート化し、検索語が揃うかを試してください。

大学の講義・研究

PDF教材への手書きが中心ならGoodnotesかNotability、Apple製品だけならApple Notesも軽快です。研究資料の要点を長くつなぐならObsidian、文献メモを図解や計画に展開するならAFFiNEが向きます。講義録音を使う場合は、録音許可と個人情報の扱いを先に確認します。

資格勉強

過去問PDFへ書き込むならGoodnotes、用語を相互リンクするならObsidian、間違いノートを表で管理するならNotionが使いやすい組み合わせです。最初から全教材を移さず、1章だけを1週間使い、検索と復習が速くなるかを確かめます。

日常の短いメモ

AndroidとPCをまたぐ短いメモはGoogle Keep、iPhoneとMacだけならApple Notesが最短です。大量の分類機能を持ち込まず、今日使う情報と長期保存する情報を週1回分けるだけでも一覧が保たれます。

PC中心の文章・知識管理

通常のファイルとして残したいならObsidianかJoplin、チームの文書とデータベースならNotion、文章と視覚的な整理を往復するならAFFiNEが候補です。Linuxが必須なら、AFFiNE、Obsidian、Joplinを先に比較すると絞りやすくなります。

AFFiNEが向いている人・向いていない人

AFFiNEが向いているのは、キーボードで取ったメモを、文書、タスク、ホワイトボードへ発展させたい人です。企画会議の箇条書きをページに残し、顧客課題の関係をキャンバスへ並べ、次の検証項目を同じワークスペースで管理する流れに合います。ローカルファースト、オフライン利用、セルフホストという選択肢を重視する個人やチームにも比較価値があります。

一方、iPadでペンの書き味を最優先する人、PDF教材への注釈が作業の大半を占める人、講義音声と手書きを時間軸で同期したい人には向きません。その場合はGoodnotes、Notability、Apple Notes、OneNoteを先に試してください。また、素のMarkdownファイルだけを細かく管理したい人にはObsidianかJoplinの方が単純です。

AFFiNEを候補に残すなら、無料環境で3つだけ試します。PCで1ページ作る、スマホで同じページを開く、メモからホワイトボードへ要点を移す、の3つです。この流れが自然なら、知識ワークスペースとして相性があります。手書きやPDF閲覧の時点で不満が出るなら、無理に1製品へ統合しない方がよいでしょう。

選ぶ前のチェックリスト

  • 主な入力はキーボード、手書き、音声、Webクリップのどれか。
  • PC、iPad、スマホのうち、編集が必要な端末はどれか。
  • 回線なしで新規作成と編集を行う必要があるか。
  • 1か月に追加する画像やPDFはどれくらいか。
  • 個人利用か、共同編集・ゲスト共有が必要か。
  • Markdown、HTML、PDF、CSVのどれで書き出したいか。
  • 過去の編集履歴を何日残したいか。
  • AI機能に送ってよい情報と、送れない情報を分けられるか。
  • 学校や会社のアカウント規則、録音規則、保存先の要件を満たすか。

候補を2つに絞ったら、同じ実データで比べます。架空のメモではなく、実際の講義1回、会議1回、PDF1本を入れ、検索、同期、書き出しまで通してください。入力の快適さだけでなく、1週間後に目的の情報へ戻れるかが判断基準です。

データ移行で確認すること

移行は「全部取り込めた」で終わりません。ノート本文、画像、PDF、表、タグ、作成日、内部リンク、共有権限、コメントのどこまで残るかを確認します。独自機能は別形式へ変換できないことが多いため、移行前後の件数だけで成功を判断しないでください。

  1. 元のアプリから代表的な10ノートだけを書き出す。
  2. 新しいアプリへ取り込み、見出し、画像、添付、リンクを確認する。
  3. PCとスマホで同じノートをオフライン編集し、再同期する。
  4. 新しいアプリから再度書き出し、将来さらに移れるか確かめる。
  5. 問題がなければ全体をバックアップしてから段階的に移す。

とくに共同編集の履歴、コメント、データベースの表示設定は失われやすい項目です。元サービスはすぐ解約せず、移行後に検索と共有を2週間試してから切り替えると安全です。機密情報を扱う場合は、保管地域、暗号化、管理者権限、退職者のアカウント削除も移行計画に含めます。

よくある質問

無料で使えるノートアプリのおすすめはどれですか?

短いメモならGoogle KeepまたはApple Notes、WindowsとiPadをまたぐ授業ノートならOneNote、ローカルMarkdownならObsidianまたはJoplin、文書とホワイトボードを組み合わせるならAFFiNEが候補です。無料枠のノート数、端末数、添付容量を自分の使い方と照合してください。

iPadで手書きするならどのノートアプリがよいですか?

PDF教材への本格的な書き込みはGoodnotes、手書きと講義音声を組み合わせるならNotability、Apple端末で軽く手書き・スキャンするならApple Notesが候補です。Windowsとの併用を重視する場合はOneNoteも実機で比較してください。

PCとスマホの両方で使いやすいノートアプリはどれですか?

AFFiNE、Notion、Obsidian、OneNote、Evernote、Joplinは主要なPCとモバイル環境に対応します。ただし、オフライン編集、手書き、共有、同期の範囲は製品とプランで異なります。日常で使う2台に同じテストノートを入れてから決めるのが確実です。

ノートアプリはオフラインでも使えますか?

多くのアプリで可能ですが、仕組みが違います。AFFiNE、Obsidian、Joplinはローカル中心、Notionはデスクトップ・モバイルアプリで対象ページを保存、Evernoteは端末とプランで扱いが変わります。出発前に機内モードで新規作成、編集、再同期を試してください。

ノートアプリから別のアプリへデータを移行できますか?

移行できますが、完全な再現は保証されません。Markdown、HTML、PDF、CSV、ENEX、JEXなど対応形式が異なり、コメント、履歴、権限、データベースのビューは失われる場合があります。代表的な10ノートで往復の書き出しを試してから全体を移します。

AFFiNEは手書きノートやPDF注釈に向いていますか?

第一候補ではありません。AFFiNEはキーボードで作る文書、ホワイトボード、知識整理をつなげる用途に向きます。iPadの手書きやPDFへの細かな注釈が中心なら、Goodnotes、Notability、Apple Notes、OneNoteを先に検討してください。

1つのノートアプリに全部まとめるべきですか?

必ずしも必要ありません。入力用と長期保管用を分ける方が自然な場合があります。たとえばGoodnotesでPDFへ手書きし、結論だけをAFFiNEやObsidianへ移します。ただしアプリを増やしすぎないよう、「受け皿」と「保管庫」の2つまでに抑えると管理しやすくなります。

まとめ

ノートアプリの最適解は、人気順ではなく作業の入口と出口で決まります。手書きとPDFならGoodnotesやNotability、短いメモならGoogle KeepやApple Notes、Microsoft環境ならOneNote、ローカルMarkdownならObsidianやJoplin、Web資料の蓄積ならEvernoteが分かりやすい候補です。

文書、データベース、知識の再利用まで考えるならNotion、文章とホワイトボードを行き来するならAFFiNEを比較してください。まずは1週間、同じ講義・会議・資料を2製品で扱い、同期と書き出しまで試してみてください。それが、長く使えるノートアプリを選ぶ最短の方法です。

公式情報の確認先

以下は2026年7月25日に確認した公式ページです。料金、無料枠、対応OSは更新されるため、利用開始時点の条件を優先してください。